エネがえる v4 API WEBサンプル2 (シミュレーション)
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はじめに

これは 「エネがえる v4 API」を利用する WEBアプリケーションサンプルです。

サンプル2では、主にシミュレーションに用いる API を中心に使用します。

ステップ(使用するAPI) 処理内容
0.ログイン (login) ユーザー名/パスワード でログインし、認証トークンを取得します。
1.電気使用量計算 (usepowercalc) 入力された月の使用量をもとに、都道府県別のテンプレートを使って12ヵ月分の使用量を計算し、 生活スタイルから時間毎の使用量を計算します。
2.太陽光発電量計算 (pvpowercalc) NEDO METPV-20 の日射量データベースの中から近隣の日射量観測地点を選択し、日射量データと太陽光パネルの情報をもとに太陽光発電量を計算します。
3.太陽光利用シミュレーション (pvcellsimulation) Step1 と Step2 の結果から、自家消費シミュレーションを行います。
4.太陽光・蓄電池利用シミュレーション (pvcellsimulation) Step1 と Step2 の結果に、蓄電池の情報を追加して、太陽光・蓄電池の利用シミュレーションを行います。

シミュレーション関連のAPIの 入出力はすべて電力量となっており、料金などは一切取り扱いません。

実際のアプリケーションでは、シミュレーションAPIで得られた各電力量に対して、 別途 電気料金計算を行って各構成での料金・売電金額を計算し、その差を効果額とするような流れとなります。

Step0: ログイン

ログインをして認証トークンを取得します。

初期状態ではお試し用の共通のものが定義されていますが、別途 指定のものが提供されている場合は、 'common.js' 内の所定部分を変更した上て読込みを行ってください。

主なAPIパラメータ

  • API key:
  • ユーザー名:
  • パスワード:

Step1: 電気使用量計算

電気使用量の推計を行います。

  1. 入力された月の使用量をもとに、都道府県別の12カ月の使用量比率のテンプレートを使って未入力の月の使用量を計算します。
  2. 入力された生活スタイルで1日の時間ごとの使用量に分解します。

実績データや独自のロードカーブがあれば、この APIを使用せず直接データをセットして利用シミュレーション(Step3/4)を実行することも可能です。

電気使用量の推計を行ったあと、このサンプルでは 続けて以下の APIを実行しています。

  • sunpoints: 都道府県をもとに Step2 の日射量観測地点の選択肢をセットします。
  • cells: Step4 の蓄電池の選択肢をセットします。

主なAPIパラメータ

  • 都道府県:
  • 生活スタイル:
  • 時間帯別入力
    時:
    時:
    時:
  • 月平均電気使用量(kWh):
  • 特定月の電気使用量(kWh):
     1月  2月  3月
     4月  5月  6月
     7月  8月  9月
    10月 11月 12月

Step2: 太陽光発電量計算

太陽光発電量の推計を行います。

なお、実績データや独自のデータ等があれば、この APIを使用せず直接データをセットして利用シミュレーション(Step3/4)を実行することも可能です。

主なAPIパラメータ

  • 日射量観測地点:
  • 太陽光パネルの情報(実際は複数指定可能)
    • 合計出力(kW):
    • 方位角(度):
    • 傾斜角(度):
  • パワーコンディショナー
    • 出力(kW):
    • 変換効率(%):

Step3: 太陽光発電利用シミュレーション

太陽光発電の利用シミュレーションを行います。

APIは Step4 と同じ pvcellsimulation を用い、蓄電池情報をセットしないで実行します。

主なAPIパラメータ

  • 電気使用量:Step1 の結果を用います
  • 太陽光発電量:Step2 の結果を用います

Step4: 蓄電池利用シミュレーション

太陽光発電および蓄電池の利用シミュレーションを行います。

APIは Step3 と同じ pvcellsimulation を用い、蓄電池情報をセットして実行します。

主なAPIパラメータ

  • 電気使用量:Step1 の結果を用います
  • 太陽光発電量:Step2 の結果を用います
  • 充電の優先順位:
  • 蓄電池の選択:
  • 蓄電池設定:
  • 実効容量
    系統からの充電 時 ~
    放電時間帯 時 ~
    2サイクル充電オン

終了

以上でこのWEBサンプルは終了です。

実際のアプリケーションでは、構成ごとの利用シミュレーションで得られた 「系統からの購買電力量」、「系統への売電量」等から 電気料金や売電収入を計算し、各々の効果額を算出する流れになります。

お疲れ様でした。

1日の推移